私の手からあなたへ。
どんな工程を持ってどうぶつ達が生まれて行くか、
ルーツを知ればもっと好きになりますよ。


【鋳込み】
泥漿(でいしょう)と呼ばれる液体状の粘土を
石膏型に流し込みます。
時間をかけていくにつれ外側が固まり生成します。
全ての形状によって鋳込む時間で厚さが変わってしまう大変長年の勘が必要な作業になります。

【削り仕上げ】
石膏型から出した生地を研磨スポンジや削りカンナなどで仕上げます。
綺麗な曲線をムラなく出す為です。

品質に大きく関わる部分なので時間をかけて丁寧に作業をします。

【素焼き】
約900度で一度目の焼成をします。
丁寧に窯の中に積んでいく作業が大変です。
ここでは9時間焼成します。

【染付】
素焼きの生地に青色の絵の具『染付』を施します。
私どもの動物には目を染付で描き入れます。

目を描くとまるで命が宿ったかのように生き生きとした表情になります。

【釉掛け】
染付を施した生地に上から透明の釉薬をかけます。
これで焼成をすると表面がつるりとなります。

この他にも作品によって釉薬を施したものと釉薬を施さない2種類があり、釉薬をかけない無釉の作品は天草陶石の最上級の生地も用い非常に質感が良い
品格がある風合いを醸し出します。

【本焼成】
2度目の窯入れです。
今度は1300度で焼き上げます。
16時間窯で焼成します。

窯から出してすぐに
無釉の作品は研磨スポンジで丁寧に磨きをかけます。その後厳しい検品を経てお客様の手に渡ります。

完成

以上の工程を経て完成します。
ぜひ下記のリンクから出来上がった作品達をご覧ください。